NGOスペース企画・記者会見「子どもの権利とウェルビーイング」(5/21日17:00-18:00)

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G7首脳会合開催期間中のNGO・NPOによる企画を紹介します。

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記者会見「子どもの権利とウェルビーイング」

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日時:2023年5月21日(日)16:00-17:00

場所:広島市青少年センター2階 第二講義室

企画背景:
近年、子どもの権利条約の国連での採択を端緒とし、最低限度の生活の実現に加えて、子ども個人の尊厳と人権を尊重した人間的に豊かな生活の実現を図る子どものウェルビーイングの概念への転換が進んできた。

加えて、思春期以降のメンタルヘルスにおいて、それ以前の経験及び成育環境が大きな影響を及ぼすことが示唆され、乳幼児期、及び児童期を含むライフコースを通したメンタルヘルス及びウェルビーイングの推進が国際的な潮流となっている。

今回は、すべての子どもがその尊厳と人権を尊重されウェルイーイングを保障される権利を持つ社会に向けて、子どもの声から見えてきた現状と社会への提言を共有し、一人の人としてお互いと関わる感覚を、言語を超えて体験する機会を設ける。

企画目的:
子どもの権利とウェルビーイングに関する、日本の状況や海外との違いについて、最近のいくつかの報告を整理し、海外に向けて発信するプレゼンテーションを行う。

企画概要:
(1)PIECESがこれまで行なってきた子どもの権利に関する、表現や遊びを通じた体験型のワーク、ピースデイに国際NGOと一緒に子どもたちから聞いた子どもたちの宝物を紹介する。アーティストとのコラボレーションに作成したコロナ禍における子どもの遊ぶ権利を広げる映像を共有する。

(2)PIECESやセーブ・ザ・チルドレンを含む複数団体が行なった、子どもの権利条約キャンペーンの取り組みを紹介する。(ゲストとして、セーブ・ザ・チルドレンの西崎萌氏にお越しいただく予定)

(3)子ども同士や、子どもと大人が世代を超えて、言語を超えてお互いの存在を感じ合う場や、それぞれのウェルビーイングの物語に関する対話を行う場をつくる、国内の試みを紹介する簡単なデモを行う。(ゲストとして、研究者・アーティストの渡邊淳司氏(NTT研究所)にお越しいただく予定)

企画者・記者会見登壇者:小澤いぶき(PIECES)

記者会見ゲスト(予定):西崎萌氏(セーブ・ザ・チルドレン)、渡邊淳司氏(NTT研究所)