【活動報告】G7広島サミット公式ロゴマーク選定についての要望

日本およびG7各国において普遍的に認識されるユニバーサル・デザインに配慮し、市民社会を含む公式エンゲージメント・グループでの使用も想定すべきです。

· 活動報告,政策提言,日本C7

2022年9月12日、G7市民社会コアリション2023は、G7広島サミット公式ロゴマーク選定に関する要望書を、ロゴマーク審査委員長、外務大臣、G7広島サミット事務局長宛に提出しました。

G7広島サミットロゴマーク審査委員長 佐藤可士和 殿

外務大臣 林芳正 殿

G7広島サミット事務局長 北川克郎 殿

G7広島サミット公式ロゴマーク選定についての要望

2022年9月12日

G7市民社会コアリション2023 共同代表

木内真理子

松原裕樹

G7広島サミットの準備に当たっては、公式エンゲージメント・グループを含む幅広いステークホルダーとの協議を重視してくださり、感謝申し上げます。このたび、首相官邸ホームページにて一般公募されているロゴマークの選定について、以下の通り要望いたします。

要望の趣旨:

  1. G7広島サミットのロゴマーク選定においては、日本およびG7各国において普遍的に認識されるユニバーサル・デザインに配慮したものとしてください。
  2. 特に、市民社会を含む公式エンゲージメント・グループ(ビジネス、市民社会、労働、科学、シンクタンク、女性、若者)での使用も想定し、それぞれのアルファベットの頭文字をあしらうことのできるようなロゴマークの作成をお願いいたします。公式エンゲージメント・グループが共通してロゴマークを使用することで、G7広島サミットに向けて多様なステークホルダーが協働して準備にあたっていることが広く認識され、政府側としても対話や連携を強調する絶好の機会となります。
  3. 参考までに、2022年のG7議長国を務めるドイツ政府のウェブサイトでは、公式ロゴマークにエンゲージメント・グループの名称を付したデザインが使用されています。その上で、エンゲージメント・グループによっては独自のロゴマークも使用しています。
  4. 2019年のG20大阪サミットの際は、公式ロゴマークがデザイン上の変更が難しいものであったため、エンゲージメント・グループの多くは共通のロゴマークを新たに作成し、使用していました。しかしながら、G7サミットと各エンゲージメント・グループの協調を示すためには、共通のロゴマークを使用することが望ましいと考えられます。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

本件に関する連絡先:G7市民社会コアリション2023 共同事務局

 特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター janic-advocacy@janic.org(担当:堀内)

 一般社団法人 SDGs市民社会ネットワーク g7-2023@sdgs-japan.net(担当:老松)

*本要望書のPDF版はこちら