日本が議長国となった今回のG7サミットにおいて、国際的に行われるC7の政策提言活動に日本の市民社会組織が積極的に参加する環境を実現することを目指して、2022年5月にG7市民社会コアリション2023が設立され、各分野での勉強会の開催、C7政策提言書作成やワーキンググループへの参加支援、閣僚会合開催地における市民社会主導の取り組みの後押しなどを実施しました。
2023年9月に開催されたコアリション幹事会では、「G7広島サミットへの取り組みだけで終わらせるのではなく、今後も継続して開催されるG7サミットやG20サミット等におけるC7やC20というグローバルな取り組みに、日本の市民社会として積極的に参加するためのプラットフォームとしての役割を果たせるのではないか」という意見が出され、おおよその合意がなされました。
総会およびオープンフォーラムでは、コアリションの活動全体ならびに、広島で開催された「みんなの市民サミット」についての成果と課題を振り返るとともに、今後の取り組みについての可能性を議論します。
G7市民社会コアリション2023総会&オープンフォーラム
+みんなの市民サミット振り返り会議
「市民社会の歩みは続く」
■日時:2023年12月15日(金)15:30-17:30
■形式:オンライン(zoom)(お申込みいただいた方に後日リンクをお送りします)
■お申し込みフォーム:<https://forms.gle/kGz7qtHUMEfkRbGK8>
■情報保障:希望者には手話通訳あり。希望される場合は11月30日(木)までに必ずお申し込みください。
■共催 G7市民社会コアリション2023、みんなの市民サミット2023実行委員会
■助成 一般社団法人大竹財団
■プログラム概要:
全体司会:新田英理子(G7市民社会コアリション2023事務局/SDGs市民社会ネットワーク 理事・事務局長)
15:30-15:55 第1部:G7市民社会コアリション2023総会
*総会には、議決権のある会員でなくとも、オブザーバーとしてご参加いただけます。
1. 開会あいさつ:
・木内真理子(G7市民社会コアリション2023 共同代表/ワールド・ビジョン・ジャパン 事務局長)
2. 活動報告・会計報告:
・堀内葵(G7市民社会コアリション2023 事務局/国際協力NGOセンター シニアアドボカシーオフィサー)
C7政策提言書の策定・手交、C7サミットの開催、各地の閣僚会合に合わせた提言活動、他エンゲージメントグループとの連携、広島G7サミットに合わせたアドボカシー活動、C7イタリアへの引き継ぎ報告、来年に向けた取り組みについて
3. 質疑応答
16:00-17:30 第2部:オープン・フォーラム
1. パネルディスカッション「C7の取り組みの振り返り」
各ワーキンググループの取り組み、政策提言の成果、他エンゲージメントグループとの連携などについて振り返ります。
<登壇者>
・稲場雅紀(C7国際保健ワーキンググループ コーディネーター/アフリカ日本協議会 共同代表・国際保健部門ディレクター)
・内田聖子(C7公正な経済への移行ワーキンググループ コーディネーター/アジア太平洋資料センター 共同代表)
・人見かおり(Think7/アジア開発銀行研究所 メディア・パートナーシップコンサルタント)
・松中権(Pride7/グッド・エイジング・エールズ 代表)
<モデレーター>
・神谷麻美(G7市民社会コアリション2023 幹事/グローバルヘルス市民社会ネットワーク 事務局長)
2. パネルディスカッション「全国の市民社会の取り組み報告」
広島でのG7サミット、および各地の閣僚会合に合わせた政策提言活動について振り返ります。
<登壇者>
・渡部朋子(みんなの市民サミット2023実行委員会 共同代表/ANT-Hiroshima 理事長)
・金羽木百合枝(みんなの市民サミット2023実行委員会 共同代表/視覚障害者団体Blindクリエイター【お好みーズ】)
・有坂美紀(G7/アースデイ オープンフォーラム北海道実行委員会 代表/RCE北海道道央圏協議会 事務局長)
<モデレーター>
・吉田建治(G7市民社会コアリション2023幹事/日本NPOセンター 事務局長)
3. 今後へ向けて・閉会あいさつ
・松原裕樹(G7市民社会コアリション2023 共同代表/ひろしまNPOセンター 専務理事・事務局長)