C7サミットのセッション(全体会・分科会)を紹介します。
忘れさられた人道危機:変わりゆくダイナミクス、機会、課題
【日時】2023年4月14日(金)13:30–15:30(日本時間)
【会場】東京プリンスホテル 2階「プロビデンスホール」
【主催】C7「人道支援と紛争」ワーキンググループ
【概要】
世界中で長引く深刻な人道危機が発生し、人道支援を必要としている状況が続いている。その中でも支援から取り残され、世界から注目されない人道危機が存在するが、その要因は複雑で、政治的な介入不足や「ニュースバリュー」がないとれ報道されないなど、様々である。
これまで15年以上にわたり、世界の人道支援への資金は増加しており、人道ニーズとそれに費やされる人道支援資金のギャップは年々広がっており、2030年に設定されるSDGsへの取組みからも取り残される人が多いことが予想される。「忘れ去られた人道危機」を知ることではグローバルレベル、国レベル、地域レベルにあり、不平等や脆弱な立場にある人々がどのように孤立し、支援の手から漏れてしまうのかを知ることができる。「忘れ去られた人道危機」へ対応するには、国際NGO、政府、民間機関、国際的な危機など、全てのアクターによる継続した対応が求められる。
本セッションでは、「忘れられた人道危機」の多様性や要素、それぞれの人道危機が持つ異なった側面を明らかにし、議論し、G7リーダーに向けた提言を導きだし、関係者への示唆としたい。
- 【モデレーター】
ジェレミー・ウィラー ICVA コーディネーション責任者 / Jeremy Wellard, Head of Coordination, International Council of Voluntary Agencies (ICVA)
【登壇者】
- パトリック・ハマディ Humedica e.V(ドイツ) 政策アドバイザー
- 山本英理(やまもとえり) シャンティ国際ボランティア会 事務局長
- エバンス・ガシェル ピースウィンズ・ケニア ダダーブ難民キャンプ地区マネージャー
- ティモシー・カヨンド ピースウィンズ・ウガンダ プロジェクト・オフィサー
- 柴田裕子(しばたゆうこ) ジャパン・プラットフォーム 緊急対応部長
【プログラムの流れ】
- 登壇者自己紹介
- モデレーターから各登壇者へ質問(質問2つづつ)
- 共通の質問:
- 忘れられた人道危機へ資金を増やし、より注目されるようにするため、G7に何をお願いしたいですか?
- 質疑応答
【登壇者紹介】
ジェレミー・ウィラー ICVA コーディネーション責任者
パトリック・ハマディ Humedica e.V(ドイツ) 政策アドバイザー
山本英理(やまもとえり) シャンティ国際ボランティア会 事務局長
エバンス・ガシェル ピースウィンズ・ケニア ダダーブ難民キャンプ地区マネージャー
柴田裕子(しばたゆうこ) ジャパン・プラットフォーム 緊急対応部長