C7サミットのセッション(全体会・分科会)を紹介します。
AI/アルゴリズムによる労務管理の中で私たちの権利を明確にする
【日時】2023年4月14日(金)10:00-12:00
【場所】東京プリンスホテル 11階「高砂」
【主催】C7「公平な経済への変革」ワーキンググループ (EJT)
【目的】
巨大IT企業をはじめ、多くの企業や機関がこの20年でAIやアルゴリズムによる労務管理システムを導入しています。また、プラットフォームビジネスの中で、企業は現行の法規制がない中で、労働搾取的な事業を行っています。本セッションでは、労働者と消費者の権利を確保するために、国際市民社会の立場から実態を明らかにし、解決策を探ります。日本政府関係省庁の担当者との対話も行う予定です。
【登壇者】
- バルボラ・セルヌスコバ(ロンドン大学ゴールドスミス校ポストドクフェロー、労働組合独立研究員)
- 浦田誠(国際運輸労連(ITF)上級政策部長)
モデレーター:内田聖子(公正な経済への移行ワーキンググループコーディネーター)
【登壇者プロフィール】
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バルボラ・セルヌスコバ(ロンドン大学ゴールドスミス校ポストドクフェロー、労働組合独立研究員)
人権、人種資本主義、労働運動のテクノロジーへの対応を専門とする研究者。12年間、アムネスティ・インターナショナルの東中央ヨーロッパの専門家として、労働者の権利、司法の独立、ロマの人種差別について研究してきた。現在、デジタル経済における労働権の行使における重要な問題をマッピングする研究プロジェクトに取り組んでいる。学術的には、ポスト社会主義におけるロマ労働者の人種差別について研究している。
浦田誠(国際運輸労連(ITF)上級政策部長)
1999~2016年までITFロンドン本部にて、内陸運輸部長を務める。2020年より東京にて現職。日本の加盟組合と主にライドシェア導入に反対するキャンペーンや公共交通政策づくりに取り組む。1896年に結成されたITFの初期史を研究しており、ロンドンでウオーキング・ツアーを過去に主催。
内田聖子 アジア太平洋資料センター(PARC) 共同代表