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12月15日(金)、G7市民社会コアリション2023総会&オープンフォーラム+みんなの市民サミット振り返り会議「市民社会の歩みは続く」を開催しました。
総会では、コアリションの活動報告、決算報告、および非財務財産(データなど)の引き継ぎに関する事項が承認されました。
オープンフォーラムでは、C7ワーキンググループのコーディネイターや、Pride7(P7)、Think7(T7)といった他のエンゲージメントグループからの登壇者、また、広島および北海道で首脳大臣会合や閣僚大臣会合に向けて取り組みを行なった市民社会組織からの登壇もあり、G7広島サミットに向けた活動を総括しました。
閉会挨拶において、コアリション共同代表の松原裕樹(ひろしまNPOセンター専務理事・事務局長)より、コアリションの後継枠組みについて提案がなされました。概要は以下の通りです。
- 開催地・広島の市民社会組織として、時間に追われながら活動をしてきたが、それはG8洞爺湖サミット、G7伊勢志摩サミット、G20大阪サミットなどに向けた先人の活動の蓄積があったからこそ実現できた。
- コアリションは活動を終了するが、全国の皆さんと一緒に活動を振り返りながら、次のG7サミット議長年(2030年)に向けて、今から準備を進めたい。
- 直近では、来年のC7イタリアに対して、今年の対話と提言のプロセスを積み上げていくためにも、日本の市民社会からも関わっていきたい。
- コアリションの財産やネットワークを緩やかに活用する後継枠組みを設置し、関心のある市民社会組織の皆さんに世話人になっていただき、2030年を目標として運営していきたい。情報共有や学び合いの機会も設けたい。
- 世話人の募集については、2024年1月以降、コアリション共同事務局を務めた国際協力NGOセンター(JANIC)とSDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)から案内していただく。
第2部オープンフォーラムの動画は下記からご覧いただけます。